サイボウズ Office

サイボウズ Office

Case Study メディスンショップ・ジャパン株式会社

"地域のコミュニティ"を目指す次世代型
薬局フランチャイズチェーンの裏側

業種
卸小売業
利用規模
6人~50人
よく使う機能
スケジュール
掲載日
2013.05.23

全米約650店舗、海外4カ国約230店舗を展開する世界最大手の調剤薬局フランチャイズチェーン「Medicine Shoppe International Inc.」。同社の日本におけるマスターフランチャイジーとして、 調剤薬局のフランチャイズ展開と本部運営等を行う「メディスンショップ・ジャパン株式会社」様にお邪魔して、「サイボウズ Office」の活用方法を伺いました。

事業概要

病気じゃなくても立ち寄りたくなる薬局作りとは?

――まずはメディスンショップ・ジャパン様の事業内容を教えてください。

弊社は介護事業を展開するセントケア・ホールディングの子会社として、2004年に設立されました。主に、調剤薬局『メディスンショップ』のフランチャイズ展開と、加盟店のサポートを行っています。『メディスンショップ』のコンセプトは、"地域のコミュニティ"。 ただ処方せんのお薬をお出しするだけでなく、病気じゃないときでも気軽に健康相談などでご来店いただけるような身近な存在になるところを目指しています。

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メディスンショップ・ジャパンの加盟薬局。気軽に立寄りやすいカフェのような雰囲気です。

――社員数は9名ということですが、どのような役割分担をされているのですか?

社長・役員・営業・マーケティング・事務が各1名、薬剤師が3名。あとオペレーションという、各店舗をまわっていろんなアドバイスや提案をする役割の者が2名おります。

――みなさん社内にいらっしゃるのですか?

薬剤師は各店舗へ直行するのですが、残りは毎朝行う朝礼で顔を合わせます。ただ、そのあとは各々店舗をまわったり営業に出かけたりするので、主に社内にいるのは、事務職の私とマーケティング担当の2名ですね。

――現在23の加盟店があるそうですが、加盟店のオーナーさんとはどのような関わりがあるのですか?

主な流れとしては、オペレーション担当者が月に最低1度、各店舗を訪問します。オーナーさんからの要望もヒアリングした上で、事業計画を考え、その店舗に合ったお店作りをしていきます。陳列する商品や、イベントの企画、マーケティング活動などをオーナーさんに提案するといった形です。経営の数字についてのアドバイスもします。
店舗レイアウトやデザイン、ポスター作成などもマーケティング担当者が相談に乗っています。

――オーナーさんにはどのような方がいらっしゃるのですか?

やはりほとんどが薬剤師さんですね。実は、薬局ってコンビニよりたくさんあるんです。日本の風潮として、「お医者さんの近くに薬局を作って、ご機嫌をとっていれば大丈夫」という考えの方がわりと多いのですが、それだけではいけないと危機感を持たれている方や、お客様のために貢献できるお店を作りたいと思っている方が弊社に加盟されているのかな、と思いますね。

――『メディスンショップ』がこだわっているポイントはどんなところでしょうか?

処方せんがなくても気軽に相談に来られるというところですね。薬局で健康チェックが気軽にできたり、栄養、運動等のカウンセリングができたりします。また、店内でセミナーを開いたりもします。今の季節だと花粉症についてのセミナーとかですね。

他にも、お年寄りが歩きやすい靴や、サプリメント、アロマ&ハーブが置いてあって、専門的な知識を見聞きしながら購入できるお店もあります。イベントでは「ちびっこ薬剤師体験」と言って、小学生以下のお子さんを対象に、実際に白衣を着てもらい、お菓子やジュースを使って、調剤室にある機械でおかあさんのお薬を作ってみましょうということをやったりもしています。

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薬局内でのコンサートの様子

導入経緯と利用方法

とにかく見やすくて使いやすい「スケジュール」機能

――「サイボウズ Office」を導入されたきっかけは?

以前は Microsoft Outlook を利用してスケジュールを共有していたのですが、なぜか急に使えなくなってしまって‥。何かいいものがないかと探していたところ、以前「サイボウズ Office」を利用したことがあった同僚に「『サイボウズ Office』が使いやすくていいんじゃない?」と薦められたのがきっかけです。実際に体験版を使ってみると、スケジュールの画面がとにかく見やすくて使いやすかったので、「サイボウズ Office」を導入することに決めました。

――導入はスムーズに行えましたか?

最初は何をしていいかわからなくて大変でしたが、「はじめての方へ」というヘルプをみつけてユーザーの設定など一人でできました。試用をはじめて設定をするまでは大変でしたが、その後はスムーズで、社内の反応も「見やすくていいね」「会議室の予約ができていいね」と評判よく、すぐに導入が決まりました。

――「サイボウズ Office」を導入して便利になったことはありますか?

「サイボウズ Office」のスケジュールは見やすくて使いやすいですね。 特に変わったことといえば、会議室の予約が便利になりました。 今までは壁に紙を貼って手書きで管理していたのですが、電子化したことで予約がしやすくなりました。「サイボウズ Office」に登録したスケジュールと一緒に管理できるので便利ですね。

個人的に便利に活用しているのは「ToDoリスト」です。
こちらも、「サイボウズ Office」を導入する前は、紙に書いて管理していました。
「サイボウズ Office」の「ToDoリスト」は、「サイボウズのカレンダーの画面に表示して一緒に見られるところが便利ですね。ぱっとみて予定とタスクがわかります。「時間の節約になりましたし、漏れがなくなりました。最初は他の人の予定の確認や会議室の予約だけをするためだけに使っていたのですが、今は一日の流れを考えて自分の業務計画も入れるようにしています。

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打合せの予定だけでなく、会議室の予約やタスクの締め切りも一元管理できます。
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また、トップページ連絡の機能も便利ですね。 社員は毎日「サイボウズ Office」を見るので、書類提出の締め切り告知など、大事な情報を社員に伝えるのにぴったりです。

今後の展望

「サイボウズ Office」で現状の
ファイル管理方法を見直したい

――これから使ってみたい機能はありますか?

今、課題に感じているのが、Word文書やExcelなどファイルデータのバックアップです。現状はメールに添付してやりとりをしながら、大事なものを紙で残しているだけなので、もし何かあったときに不安だなと思っていて。以前、突然PCが壊れて保存してあったデータが見られなくて、とても大変だったんです...。ただ、まだ何をどう残していけばいいのか、しくみをうまく考えられていないので、試行錯誤している段階です。

――そうなのですね。データのバックアップは、「ファイル管理」機能 がおすすめです。バージョン管理機能があるので、作業途中のファイルも管理しやすいですし、フォルダごとに、アクセス権もかけられます。

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「cybozu.com」でお預かりするファイルは、東日本のデータセンター内にある3台1組のストレージサーバー群と西日本データセンターのレプリケーション用サーバーで管理しています。万一の災害時に備え、BCP対策としてクラウドサービスを検討される企業様も増えています。

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。

今日いろいろと教えていただいて、「サイボウズ Office」には私がまだ使いこなせていない便利な機能がたくさんあるということがわかったので、これからもっとうまく活用しながら、業務の効率化を図っていきたいと思います。それが会社全体として、加盟店のオーナーさんや、『メディスンショップ』にご来店いただくお客さまに喜んでいただける薬局作りに結びつけられたら、最高ですね!

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